【下呂】禅昌寺|駐車場・大杉・庭園・御朱印・雪舟の大達磨像など

禅昌寺 観光ガイド一覧

下呂駅から高山方面に1駅行った「禅昌寺駅」からすぐのところにあるお寺です。
室町時代に創建された歴史あるお寺で、おすすめしたいポイントを紹介したいと思います。
この記事を読めば、禅昌寺の概要が掴めるかと思います。

室町時代から続く歴史ある寺

禅昌寺は、1528年、または1532年に、飛騨国益田郡萩原郷の桜洞城主「三木直頼」により、創建された。
禅昌寺は、もともと「大雄山圓通寺」が前身であり、この「大雄山圓通寺」は、1377年に創建された歴史ある寺である。
1377年といえば、室町時代で足利義満が権力を持っていた時代です。
しかし、圓通寺を禅昌寺と改めるまでの経過については、諸説あって確定していないのが実情です。
このあたりは、現在でも研究が続いており、直近で参考になるが、「禅昌寺史(1999年禅昌寺)」と「萩原町史(2002年 萩原町)」である。

禅昌寺の御朱印

拝観料とは別に、拝観受付で300円払うことで、御朱印がいただけます。
御朱印がスタンプなのは、

樹齢1200年の大杉

本堂の横の廊下をくぐり抜けると推定樹齢1300年と言われる大杉に出会えます。
幹周9.6m、樹高40mの見事な杉です。
国指定天然記念物です。
パンフレットには樹齢1200年と書かれていますが、杉の前の説明看板には1300年と書かれております。 あくまで推定なので、どちらが正解とも言えないところです。

大杉は、JRの電車や、国道257号線を走る車からも確認できるため、それを見て、ふらっと訪れる人もいるほどの存在感があります。

雪舟の大達磨像

雪舟の「大達磨像」、別名「八方にらみの達磨」を見ることができます。
とても迫力があり、間近で見ることができるので、これを目当てに禅昌寺を訪れる人もいます。
雪舟といえば、日本の室町時代に活躍した水墨画家です。
雪舟の作品の中でも一級の作品で、一見の価値ありです。

庭園「萬歳洞(ばんざいどう)」

みごとな庭なので必見です。
秋はドウダンツツジが赤く染まり、趣があります。
この庭を作ったのは、「金森宗和」という方です。
飛騨高山出身で桃山時代から江戸時代初期の武将で、茶人としての方が有名です。
大原三千院の庭園「聚碧園」や、金閣寺の茶室「夕佳亭」は、金森宗和の好みが反映されたとされており、京都の文化に大きな影響を与えた人です。

基本情報

名称禅昌寺
山号龍澤山
宗派臨済宗妙心寺派
本尊釈迦如来・観世音菩薩・薬師如来
住所岐阜県下呂市萩原町中呂1089
アクセスJR高山線「禅昌寺」駅より徒歩3分※
拝観料300円/人
駐車場50台無料

※JR高山線「禅昌寺」駅は、下呂駅から高山方面に1駅行ったところにあるのでアクセスしやすいです。

外部リンク 下呂温泉観光協会「禅昌寺」

禅昌寺の駐車場

駐車場が広くて、乗用車で約50台停められるため、駐車場がなくて停められないという心配は不要です。

ちょっとした情報

  • 駐車場が広くて停めやすい
  • 団体30名以上で、270円/人と拝観料が割引される
  • 目と鼻の先に縄文時代のストーンサークルが発見されている
  • ストーンサークルと樹齢1300年の杉から、パワースポットとしても知られている
  • かつては、天下十刹(臨済宗のトップテン格)とされていたときもあった
  • 山門の前にお堀があり、カキツバタがきれい
  • 美しい庭園に、「禅昌寺ゆかりの梅」と呼ばれる見応えのある梅の木がある

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