白鷺伝説

白鷺伝説 下呂温泉豆知識

下呂温泉のルーツをたどっていくと、辿り着くのが「白鷺伝説」です。
この記事では白鷺伝説について紹介しています。

白鷺伝説とは

白鷺伝説とは
温泉の湧出が止まって困っていたころ、
白鷺が舞い降りた河原に、温泉が湧き出てきた!

「天歴年中この地の山中に、はじめて温泉湧出せり。地名を湯ガ峰という。」
『飛州志』『斐太後風土記』ともに湯ガ峰の温泉湧出を天暦年間(947~957年)と記していることから、下呂温泉は一千年以上の歴史を持つといわれている。
しかし文永二年(1265年)突然温泉の湧出が止まってしまう。
その翌年、毎日の飛騨川の河原に舞い降りる一羽の白鷺に村人が気づく。
不思議に思った村人がその場へ行ってみると、温泉が湧いていた。
空高く舞い上がった白鷺は、中根山の中腹の松に止まり、その松の下には光り輝く一体の薬師如来が鎮座していた・・・。
これが下呂に伝わる白鷺伝説です。
白鷺に化身し、温泉の湧出を知らせたこの薬師如来を本尊とするのが温泉寺である。

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